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          外注工場の選別、選択の指針書として。単価の適正化に

       外注管理実務マニュアル

       A4版 253ページ 定価26,500円 → 改定価格 9,800円(送料、消費税込み)
 著者: 小山経営近代化センター 所長    小山 勝彦 氏
 内容  内容
 第1部 外注管理のポイント   第4章 外注工程管理と納期遅延防止
  外注管理の重要性     外注工程の重要性 155
    1.今後の企業間競争 1     外注工程の遅延の原因 156
    2.協力工場の合理化の重要性 2     外注品の納期遅れの原因と防止策 161
  発注工場の外注管理の合理化     納期遅れ発生の部門別要因 166
    1.外注政策の確立 3     外注用図面の取扱 169
    2.組織の改善 6     外注用型・治工具の取扱 171
    3.単価の適正化 9     外注品の受入検査 174
    4.発注の合理化 17     外注品の受入れと代金支払 177
    5.納期の確保 22
    6.品質管理の合理化 26   第5章 生産方式の確立と生産技術項目の活用
  協力工場の経営の合理化     不良ゼロの生産方式の進め方 182
    1.協力工場の経営の合理化の重要性 32     不良を作らないための仕事の追及と仕事の基本 185
    2.組織の合理化 33     設備効率化を阻害する6大ロス改善ポイント 186
    3.日程管理の改善 33     設備で品質を作り込め 190
    TPMの特色は”ゼロ目標” 193
 第2部      段取り時間の短縮と作業改善 195
  第1章 外注担当者の基本常識     グループ・テクノロジーによる準備段取時間の短縮 200
    これからの親企業と外注工場の関係 40     ラインバランスの適正化の推進 202
    外注管理の必要性 41     レイアウトを改善して運搬を無くす 205
    外注先企業の規模 42     「1個流し」の工程へ 206
    外注方針と外注計画 44     多能工を育成し、少人化を実現するために 207
    外注先の選定 48     チョコ停0(ゼロ)への挑戦 209
    外注契約と外注単価の算定 50
    知っておきたい外注管理の問題点 56   第6章 外注企業の診断技術
    外注工場の育成・指導 58     外注工場実態調査表 219
    外注工場の指導育成の必要性 62     外注工場実態調査項目 221
    外注担当者が知らなければならない改善勧告の知識 63     協力工場評価チェック・シート 222
    外注工場の評価と改善勧告の進め方 66     外注管理の自己診断のポイント 223
    改善勧告指導のためにはどういった観察が必要か 69     外注企業診断カルテ 227
    社員教育・訓練と能力開発 70     外注企業診断評価チェック・シート 229
    外注企業教育・指導のポイント 75     工程管理自己診断チェックリスト 235
    適正外注単価の決め方と原価常識 76
    損益分岐点と原価分岐点 83   第7章 外注管理に不可欠な規定類
    取引基本契約書 238
  第2章 不良ゼロ対策とクレーム防止     品質保証協定書 242
    不良ゼロの体制とは 86     製造委託契約書 245
    不良発生の背景とその損失 89     外注工場品質管理実施基準 247
    外注品質不良についての発注側の十の戒め 95     外注品購買規定 251
    なぜ、外注工場の品質が向上しないか 100     特別採用規定 253
    故障や不良はなぜ起きるか 101   
    品質は製造工程で作り込まれる 103
    QC工程表の作り方 104
    不良ゼロとポカヨケ 106
    不良ゼロを実現するための自動化技術 113
    クレーム要因とその対策 117
   
  第3章 在庫の削減と現品管理
    ABC分析の重点管理 124
    在庫管理の目的と機能 127
    各種在庫管理技法と用い方 131
    仕掛品在庫の削減方法 135
    現品管理の意義とポイント 139
    予備ストックの決め方 141
    デッドストックの発生要因と対策 148
    棚卸の知識と実務 149
    停滞をなくす工夫を 152

<発刊にあたって 著者のことば>

 今後ますます経営の重要課題となる”外注管理の効率化”


 外注管理の効率化はこれでよい、という立ち止まりは許されません。外注工場は一社一社その付き合い方も異なり、
 それぞれに適した管理方法に変化させねばなりません。発注企業の外注管理の巧拙は、同業他社とのコスト競争の
 優劣の差がますます広がることになります。すなわち、外注利用のまずさは、得るべく利益を失い(機会損失)続
 けることであり、外注利用のうまさは利益の源泉から、第二、第三の利益を獲得し続け、更なる発展へとつながる
 ことであります。外注工場ごとに異なる管理方法を誤らずに素早く対応策を立てるにはどのように計画すればよい
 か。なぜ、そのような問題が起こるのか、どう対処していけばよいか等を、今日的課題をも含め、わかりやすくま
 とめてあります。本マニュアルが多くの皆様のお役に立てばこの上ない喜びです。

<本マニュアルの特徴>

 ◎定石ではおさまらない外注工場の外注管理法
   ・外注管理方式のどこを、どう変えて活用すればよいか

 ◎既取引工場と新規工場との比較は・・・
   ・他にまねできない技術管理など、良いものをもっている外注工場の見分け方、引き上げ方

 ◎外注単価は発注、外注側とでは利害相反する
   ・その単価引下げを渋る理由は
   ・引下げは本当に無理なのか、単なるジェスチャーなのかその見分け方
   ・外注単価の真の適正化とは


<著者の紹介>

    小山経営近代化センター所長

       小山 勝彦 氏

 小松ゼノア鞄社後、一貫して原価部門の業務に携わり、原価管理長としてコスト低減に寄与する。30代半ばで、
 コンサルタントとして独立。今までの指導・診断はコストダウン、管理部門効率化を中心にTDK、東レ、オリン
 パスをはじめ、百数十社におよぶ。原価をしりつくした得がたいコンサルタントとして、公開セミナーや企業診断
 に多忙を極める。著書に、「技術者のためのコストダウン常識」、「改善提案着眼のヒント」、「経費徹底削減マ
 ニュアル」、「資材・購買部門の経営管理グラフの作り方」、「原価管理者のための管理資料の作り方・活かし方」
 他多数。